四択問題 補修・補強2
   
 問題3

中性化対策



 中性化が生じたコンクリート構造物の対策に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) かぶりコンクリートの中性化があまり進行していない状態であれば,表面被覆工法によって水やガスの侵入を遮断する対策が有効である.
(2) 鉄筋の腐食が軽微な状態であれば,含浸材塗布工法によってアルカリ性付与材を浸透させる対策が有効である.
(3) 中性化によるひび割れが生じている状態であれば,鉄筋をはつり出して防せい処置を行い,ポリマーセメントモルタルで修復する対策が必要である.
(4) 部材の広範囲にわたって鉄筋腐食が進行している段階であれば,電気防食工法によって鉄筋の腐食反応を抑制する対策が有効である.