四択問題 補修・補強2
   
 問題6

電気防食工法



 電気防食工法に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 流電陽極方式では,コンクリート内部の鉄筋よりも電気的に卑な金属を陽極として用い,この金属が腐食することによって防食電流が供給される.
(2) 海洋構造物の干満部と海上大気部に電気防食工法を適用する場合は,均一な防食電流が供給されるように,両方の部位を同一の回路としなければならない.
(3) 塩害で劣化した構造物に電気防食工法を適用する場合は,コンクリート中に多量の塩化物イオンが含まれていても,あらかじめ除去しておく必要はない.
(4) 外部電源方式では,陽極材としてチタンやカーボンが用いられている.