四択問題 補修・補強2
   
 問題5

振動対策



 設計荷重を上回る過大な荷重が作用している4辺固定の正方形スラブがある.このスラブのたわみを抑制することを目的として,下面から補強する対策に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 短冊状の薄鋼板にエポキシ樹脂を塗布して,スラブ下面の2方向に接着した.
(2) 2方向に配置した鉄筋を大梁に定着させ,吹付けコンクリートを施工した.
(3) 大梁周辺のコンクリートをくし刃状にはつり,その中に鉄筋を配置して樹脂を充填した.
(4) スラブを支持している大梁と大梁の間に,鉄骨の小梁を新設して固定した.