四択問題 補修・補強1
   
 問題9

各種巻立て工法



 柱の各種巻立て工法に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 曲げ補強を目的とするRC巻立て工法では,軸方向鉄筋を既設構造物に定着させなければならない.
(2) じん性改善を目的とする鋼板巻立て工法では,既設柱と鋼板は密着していなければならないが,必ずしも一体化させる必要はない.
(3) 軸力補強を目的とするRC巻立て工法では,梁および床と接続する上・下部の部分に隙間を設けてはならない.
(4) せん断補強を目的とするFRP巻立て工法では,繊維の方向を周方向とし,必ず2層以上巻き立てなければならない.