四択問題 補修・補強1
   
 問題3

各種変状対策



 コンクリート構造物の変状と対策に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) L型擁壁の壁面にアルカリシリカ反応によるひび割れが生じていたので,ひび割れを補修してから伸縮性のよい材料で全面を被覆した.
(2) 鉄筋コンクリート梁の下面に生じた豆板からさび汁が滲出していたので,豆板部分のコンクリートを鉄筋の裏側まで除去し,鉄筋の防せい処置を行った上で断面修復した.
(3) 港湾部の道路橋のRCT桁に主鉄筋に沿ったひび割れが発生していたので,ひび割れ内部にエポキシ樹脂を注入した上で表面被覆を行った.
(4) 道路橋のRC床版の下面に発生したひび割れから漏水が生じていたので,舗装撤去後,既設の防水工を除去し,あらためて床版防水工を施工した.