四択問題 調査手法1
   
 問題4

配(調)合



 硬化コンクリートの配(調)合分析に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) グルコン酸ナトリウムを用いる方法は,この溶解液がセメント水和物を溶解し,貝殻や石灰石骨材を溶解しない性質を利用したものである.
(2) 溶解液として塩酸を用いる方法は,セメント成分中の酸化カルシウムを定量して,セメント量を推定する方法であるが,貝殻片を含んだ海砂を使用したコンクリートに適用することはできない.
(3) セメント協会法は,溶解液としてふっ化水素酸を用いるため,石灰石骨材を使用したコンクリートに用いることはできない.
(4) ICP(誘導結合プラズマ発光分光分析装置)を用いる方法は,セメント成分のうち酸化カルシウムについで量の多い酸可溶性シリカを定量する方法である.