四択問題 劣化2
   
 問題4

鋼材腐食



 コンクリート内部の鋼材腐食に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 健全なコンクリート中の鉄筋は,表面に緻密な不動態被膜が形成されており,腐食しない.
(2) 腐食電池の陰極において,酸素と水が電子を受け取り,水酸化物イオンを生成する反応をカソード反応という.
(3) 不動態被膜が破壊された状態であっても,アノードに十分な量の酸素が供給されない場合には,鉄筋の腐食は生じない.
(4) 鉄筋が腐食すると,かぶりコンクリートのはく離や鉄筋の断面欠損が生じる.