四択問題 評価・判定2
   
 問題10

火害



 火害を受けたコンクリート構造物の評価に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) コンクリート表面がピンク色に変色していたので,かぶりコンクリートのpHが低下している可能性があると判断した.
(2) 仕上げ材料が残っている状態であったので,躯体コンクリートには,それほどの影響が生じていないと判断した.
(3) かぶりコンクリートの受熱温度が500℃以下であったので,鉄筋の引張強度が大きく低下していることはないと判断した.
(4) コンクリート表面が淡黄色に変色していたので,散水すれば被災前の圧縮強度まで回復すると判断した.