四択問題 評価・判定2
   
 問題4

塩害



 鉄筋コンクリート構造物の塩害の評価・判定に関する次の記述のうち,適当なものはどれか.


(1) 構造物表面の塩化物イオン濃度が10.0kg/m3であったが,ひび割れが生じていないので,鉄筋は腐食していないと判断した.
(2) さび汁が滲出した構造物のかぶりコンクリートを除去して鉄筋の状態を観察したところ,断面欠損が5%以下であったので,補修は必要ないと判断した.
(3) 海岸近隣の道路橋主桁で,かぶりコンクリートのはく離が観察されたので,第三者に被害を及ぼす可能性があると判断した.
(4) 港湾部の鉄筋コンクリート造倉庫の自然電位を測定したところ,著しく貴な電位を示す箇所がなかったので,全体的に健全な状態であると判断した.