四択問題 評価・判定2
   
 問題3

塩害



 同時期に建設された同一の環境条件に立地する海上橋脚の鉄筋腐食を評価するため,竣工直後から分極抵抗の測定を行っている.図−1と図−2はその結果を示した概念図である.一方の図は普通ポルトランドセメントを使用した橋脚,他方は高炉セメントB種を使用した橋脚である.それぞれの図に示した2本の曲線は,干満の影響を受ける部位および,干満や飛沫の影響を受けない海上大気中の部位を表している.これらに関する次の記述のうち,適当なものはどれか.



(1) 図−1は普通ポルトランドセメントを使用した橋脚であり,曲線1は干満の影響を受ける部位を表している.
(2) 図−1は普通ポルトランドセメントを使用した橋脚であり,曲線1は海上大気中の部位を表している.
(3) 図−1は高炉セメントB種を使用した橋脚であり,曲線2は海上大気中の部位を表している.
(4) 図−1は高炉セメントB種を使用した橋脚であり,曲線2は干満の影響を受ける部位を表している.