四択問題 評価・判定1
   
 問題2

各種ひび割れ



 鉄筋コンクリートの壁に生じたひび割れ(A)〜(D)の原因推定に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.



(1) (A)は,壁の下端から鉛直方向のひび割れが一定間隔で発生しているので,温度ひび割れである可能性が高いと推定した.
(2) (B)は,壁の正面に右下がりの斜めひび割れが発生しているので,壁の右端が左端よりも多く沈下したために発生したものであると推定した.
(3) (C)は,壁の上隅角部に縦断方向のひび割れが断続的に発生しており,この部分のコンクリートが剥がれ落ちそうな状況であることから,凍害によるひび割れであると推定した.
(4) (D)は,壁の上端に上面から側面へと連続しているひび割れが等間隔に発生しているので,乾燥収縮ひび割れであると推定した.