四択問題 補修・補強2
   
 問題8

各種接着工法



 鉄筋コンクリート構造物の各種接着工法に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 鉄筋コンクリート床版の下面に鋼板を接着して曲げ耐力を増大させる場合は,既設床版と鋼板は一体化していなければならない.
(2) 梁高の大きい梁部材の2側面に鋼板を接着してせん断耐力を増大させる場合は,鋼板を斜め引張応力が生じる部位に接着しなければならない.
(3) 梁の下面に連続繊維シートを接着して曲げ耐力を増大させる場合は,シートを引張応力が生じる部位に接着し,繊維の方向を主鉄筋の方向と一致させなければならない.
(4) 鉄筋コンクリート床版の下面に連続繊維シートを接着して橋軸方向のたわみを抑制する場合は,繊維の方向を橋軸直角方向としなければならない.