四択問題 調査手法2
   
 問題4

各種成分・組織構造



 硬化コンクリートの組織構造および化学組成を調べる試験に関する次の記述のうち,不適当なものはどれか.


(1) 偏光顕微鏡観察では,試料に偏光を透過させて,岩石や鉱物の光学的性質を調べる.
(2) 電子線マイクロアナライザー(EPMA)では,試料から発生させた特性X線をWDS(波長分散分光器)で選別するので,信頼性の高い分析結果が得られる.
(3) 熱分析(TG,DTA)では,TGで試料の温度変化を検出し,DTAで昇温に伴う質量変化を検出する.
(4) ガス吸着法では,細孔表面にガス分子を吸着させ,ガス分子が凝縮するときの圧力と吸着量から細孔径分布を求める.